デグーベビーに大怪我をさせてしまった話【反省】

デグー

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今はとても元気な我が家のデグー(オス生後約半年)ですが、実はベビーの頃に大怪我をさせてしまいました。

反省の意味を込めて、また同じように怪我の治療中のデグー飼いさんの少しでもお役にたてたらと思い記事にします。

かなり痛々しい表現もありますので、苦手な方はご注意ください。

生後1か月のデグーベビー

怪我をしてしまったデグーは生後約1か月のベビーでした。

ちょうどその日に我が家にお迎えしたばかり。

体重は約40グラム、ブルーデグーなこともあり小柄で華奢な子です。

寒い季節だったので、先代デグーのおさがりのケージ(イージーホーム37ハイ)に暖突を取り付けました。

この暖突を取り付ける際、コンセントプラグが太かった為ケージの網のピッチを広げたのですが、それがいけなかったのです…。

脱走してラットに襲われてしまった

そう、広げたピッチの隙間からケージの外に出てしまったのです。

私はその間部屋におらず現場を見ていなかったのですが、部屋に入ると真っ先に、赤く染まった壁が目に入りました。

はじめはラットの身に何かあったのかと思いましたが、ラットはのんきにご飯を食べています。

焦って他の子達のケージも見てみると、デグーのケージが空だということに気が付きました…。

私はパニックになり名前を呼びました。

お迎え当日なので名前など分かるはずもないのですが、その子は小さく「ピィ」と鳴いて自分の居場所を教えてくれました。

ラットのケージのすぐ横でじっと隠れていたようです。

パッと見た感じでも前肢、鼻先、耳、尻尾はぐちゃぐちゃになってしまっており、怖くてあまりじっくりと見ることはできませんでした。

はじめての動物病院

すぐに、自宅からすぐ近くのエキゾチックアニマル専門の動物病院に電話をしましたが、診察時間外とのことで冷たく断られてしまいました…。

仕方のないことですが、あまりにも酷い対応だったので今後そちらの病院でお世話になることはないです。

もう1件電話をした病院は、タイミング悪く停電中とのことで対応してもらえず。

とんでもないタイミングだなと焦りましたが、自転車で30分ほどの場所にある動物病院を紹介して頂けました。

HPで調べると、そちらの病院は専門ではないですが、かなりエキゾチックアニマルに詳しいとのことでした。

予約時間よりもだいぶフライングで行ってしまいましたが、親切に対応して頂けて良かったです。

一度お預けしてレントゲン検査、傷の洗浄、縫合などの処置をしていただくことになりました。

無数の骨折、指の切断

1時間半ほどで連絡をいただき、お迎えに行きました。

レントゲンの結果、前肢と尻尾に数か所の骨折(ちゃんとは数えられないくらい)がありましたが、ギプスをはめたりプレートを入れたりすることは不可能な為自然治癒するのを待つしかないとのことでした。

前肢の指は数本なくなっており、残った指もかろうじてくっついているような状態の物が数本あったので、そちらは切断・縫合していただきました。

尻尾は3か所ほど骨折していましたが、処置は真ん中部分の縫合のみでした。

耳は半分以上噛みちぎられてしまっていましたが、そのままです。

小さな体で麻酔にも耐え、本当によく頑張ってくれました。

強制給餌の毎日

処置は無事に終わりましたが、大変なのはその後のケアです。

痛みとショックからご飯が食べられなくなってしまうことが多いので、強制給餌をしなければいけません。

草食動物は食事がとれなくなり、胃が動かなくなるとかなり危険な状態になります。

それに加え、自分で傷口を噛んでしまわないように歯を切ってもらったので、自分でチモシーやペレットを食べることはできません。

「なんとしてでも食べてもらわなければ死んでしまいます」

と言われ、半ベソかきながら帰ったのを覚えています。

…が、私の心配をよそに帰ってからはモリモリご飯を食べてくれたのです。

強制給餌にはライフケアという流動食を使用しましたが、美味しいのか喜んで食べます。

「強制給餌」とは言っても押さえつけたりすることもなく、毎日ご機嫌に食べてくれていたのが唯一の救いでした。

体重も少しずつですが増えていきました。

尻尾が壊死…切断

元気に回復に向かっていましたが、ある日「あれ、尻尾が細い…?」。

そう思った次の日にはポロっと取れてしまいました。

真ん中付近を縫合してあったのですが、そこから先の部分が壊死してしまったようです。

デグーの可愛いポイントである尻尾のフサフサですが、仕方がないのでさようならです。

壊死してしまった部分を再度縫合してもらいました。

その後は順調に回復

尻尾は失ってしまいましたが、そこからは順調に回復していきました。

抜糸も済んで、それまで平面的なレイアウトしかできなかったケージの中も、ステップやホイールを設置して運動量が増えました。

体重が思うように増えないことが少し気がかりですが、本人はいたって元気。

担当の先生も「正直難しいかと思いましたが、良かったです」と言ってくださいました。

私もはじめは絶対に助からないと思っていたので、完治した時は本当に本当に嬉しかったです。

実は完治の前に「臍ヘルニア」が見つかり手術をしたのですが、それはまた今度。

まとめ:ちょっとした油断が大きな事故を招く

私の油断が招いた大事故です、本当に反省しています。

すぐにケージのピッチを直し、万が一のことを考えて、ラットも金網ケージから衣装ケースへ引っ越しさせました。

ラットはとても賢く優しい動物ですが、雑食性なので自分より小さな動物は食べ物と見なしてしまいます。

ケージ越しでなかったらきっと食べてしまっていたのだと思います。

動物同士の相性も考えて、ケージの配置なども決めなければいけないなと学びました。

あんなに大きな怪我をしても今こうして元気にしていてくれるのは、本当に感謝しかありません。

食欲があったこと、人懐こい性格で治療に対するストレスが小さかったこと、などが大きなポイントだったと思っています。

頑張ってくれてありがとう。

40グラムの小さなデグーが起こした奇跡のお話でした。

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